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01. 担当している仕事の内容は?
私は現在、鹿沼工場 生産技術課に所属しております。
仕事内容としましては、
1.複雑な形状の品物への銅めっき
2.その品物をめっきするための専用治具の設計
3.銅めっき液の分析・調整
を主に行なっております。
過去の業務としましては、お客様から支給されたサンプルへのコバルトめっきやお客様から依頼の銅箔の作製、品物への銀めっきなどを行いました。
他にも、各種めっき液を様々な分析機器を用いて分析しております。
02. 仕事の中で思い出に残るエピソード、嬉しかったことは?
新しい品物のめっき用治具を設計し、上手くめっき施工できたことです。
私は学生時代にゴムなどの高分子、弊社にはあまり関係のない分野を学習していました。
そのため、治具を設計する際に初めて使用するCADの習得に苦労しながら、品物に対してのめっき用の治具を考えるのが大変でした。
そんな大きな責任感と緊張感が必要とされる仕事でしたが、上司と相談をしながらなんとか成し遂げることができました。
これらの苦労もあって、自分の力で設計した治具で綺麗にめっきできた時はとても嬉しかったです。
03. 野村鍍金の魅力は?
野村鍍金の魅力は、小さい品物から大きな品物まで、1つの品物から多数の品物まで、単純な形状の品物から特殊な形状の品物へのめっきまで、仕事の範囲が広いところです。
入社1年目に3工場(大阪工場、福山工場、鹿沼工場)で研修する機会があったのですが、その際に感じたのが扱っている品物の種類の多さでした。
ロールなど形状が似ている品物であっても、大きさや被覆させるめっきの種類が異なることも多く、
色々な品物に触れられること、また、新規事業の開発にも力を入れているところもこの会社の魅力です。
新規事業のテストめっきに工場のめっき槽を使用する際も、工場のめっき槽が空いている時間に技術部の人が現場の作業者と協力しながらめっきをし、
共に目標に向かって進んでいく。このように野村鍍金は製造と営業、技術がとても良い連携を取れる素晴らしい会社だと感じています。
04. 将来のビジョンは?
野村鍍金の社員として、会社の支えになるような人物になりたいです。 入社4年目でも毎日勉強ですが、その勉強を経てめっきの基礎や現場の設備・環境などを理解している、 そんな多様な場面に対応することができる社員を目指しています。
学生の時は1つ1つの出会いがとても大事なものだと思います。
「興味が無いから」「専門外だから」といった理由で就職の範囲を狭めてしまうのは勿体無いです。
例え、興味が無かったとしても、実際に会社説明会などに参加してから、それから判断する方が良いと思います。
弊社の本業である「めっき」もあまり身近に感じないかもしれませんが、実際には世の中に「めっき」は溢れており、人々の生活に欠かせない技術であり、身近な物なのです。
ぜひ、就職活動を頑張って、自分の理想に合う会社に出会って下さい。