大型DLCコーティング
国内最大級のDLCコーティング設備です。
大型の設備でΦ900ｘ3000までの大型母材に対して高硬度・高耐摩耗性・高耐腐食性・高離型性・平坦性等の様々な特長を持った炭素膜を施工することが可能です。
特長
・高硬度
炭素源を硬質膜にしたコーティングで高硬度を達成しており、極めて高い耐摩耗性を実現しています。
・低応力
皮膜応力が低いため製品表面への高い密着性を持ち、皮膜剥離の可能性を低減します。
・低温施工性
成膜温度が200℃程度のため、熱による母材の精度への影響を最小限に抑えます。
また、熱変形に比較的弱い素材へも施工可能です。
・高い寸法保持性
標準膜厚3～5μｍ以下の薄膜のため、コーティングによる形状変形がほぼありません。
表面粗さも母材のレベルをほぼ維持したままにすることが可能です。
・非汚染性
DLC特有の優れた低摩擦性・高離型性・高防汚性を持ち、製品への物質の付着を防ぎます。
ポイント
耐摩耗性UPで製品の長寿命化を図り、メンテナンスコストを削減します。
表面形状にほとんど影響を与えない為、製品精度を維持したまま高耐久化・高寿命化が可能です。
コーティングによる母材歪みが少なく、寸法精度の厳しい製品にもお使い頂けます。
国内最大級の設備能力により、大型・複雑形状の製品へのＤLC皮膜の施工が可能です。(最大Φ900ｘ3000程度まで)
ロールであれば、弊社内で鉄芯製造から研磨・DLCコーティングまで一貫して高精度な製品をご提供できます。
採用事例
プレスロール他
最大施工可能寸法
Φ900ｘ3000
重量 8t まで
※それ以上のサイズ・重量の製品への加工もご相談ください
物性、比較データ
国内最大級の大型DLC設備 超高精度ロール研磨設備
